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宇宙はどこまであるのか

193 :名無しって、書けない?:2017/12/29(金) 21:11:12.67 ID:XSa2IKSQ0NIKU.net
>>190
登録キーワードに引っかかって自動録画されていたので、視聴してみた。
光よりも速い移動手段がテーマでなかなか面白かった。
前半部分は「ワームホール」とか「量子テレポーテーション」とかのお馴染のものだが、後半部分はあまり聞きなれていないテーマだったと思う。

宇宙はどの方向を見ても銀河や物質が均一に広がっているという宇宙の一様性の問題も取り上げていた。
それはビッグバン理論では説明できない。
冷水と温水を混ぜたらその中間の温度に落ち着くように、宇宙が膨張していなければ物質は混ざり合って均一に落ち着くことになる。
ところが、実際には宇宙は膨張していて、しかも膨張速度は光速を超え、粒子が混ざり合う速度は光速よりも小さい。
ならば、混ざり合う前に宇宙は膨張するので、銀河や物質は不均一になるはずである。
ところがWMAP衛星やプランク衛星の画像によれば、137億年前にはほぼ均一化されていることがわかる。
(赤と青の色分けで強調されているから不均一のように見えるかもしれないが、その差は10万分の1で殆ど差はない。)
それはなぜなのか?という問題である。

一般的にはインフレーションという概念を用いて解決される。
ざっくり言えば、ビッグバンというのは一定の膨張率であるのに対し、
最初期のごく短い間では、一定ではなく想像を絶する膨張率だったと仮定すればうまく説明できる。
その最初期のごく短い間のことをインフレーションという。
インフレーションの後にビッグバンが起こったとすれば、ビッグバンだけの単純に膨張する場合よりも、
始まりの空間の状態は予想していたのよりは小さいため、十分にかき混ぜられて均一となっていた。
その状態からインフレーションが起これば、均一となった状態で広がるだけなので解決できる。

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