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【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 ★3
- 1 :代理スレ立て役:2018/08/30(木) 00:49:26.71 ID:VruIbpa8K.net
- 前スレが文字数制限で心が折れたので新しくスレを立ててしまいました
基本的にただただ妄想を書いてくだけなんですが
たまに映画とかからパクったりもします
僕は小心者なので中傷は禁止させてください
優しい言葉で励ましたり褒めてください
よろしくお願いします
【過去スレ】
【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 ★2
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1521448465/
【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1518822442/
【保管庫】
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- 324 :拾う神の理佐ちゃん 第1話:2019/01/02(水) 20:30:08.45 ID:AVgbiPBQa.net
- 「そう言えば今日はクリスマスイブか・・・」
店の外から聞こえてくるクリスマスな音楽に顔をあげる俺
「作業に夢中になり過ぎて約束の時間過ぎてんじゃねえか!?」
視線に入った壁掛け時計に舌打ちしながら店を閉めるために作業机から立ち上がる俺
「せっかくクリスマスイブにプロポーズするつもりだったのにまた怒られちゃうよ・・・」
なんて嘆きながら買っといた指輪をポケットに突っ込む俺
「宝くじ当てたから好き勝手にさせろ」
なんて捨て台詞残して旅に出てしまった両親から時計店を引き継いで3年になる俺
「しかし、ビタ一文俺に回さないであちこちの競馬場やら競艇場で旅打ちしてるなんてとんだ極道夫婦だわな」
なんて不品行な両親を嘆きつつ嫁候補の待つ待ち合わせ場所に走る俺
- 325 :拾う神の理佐ちゃん 第1話 後編:2019/01/02(水) 20:30:33.39 ID:AVgbiPBQa.net
- 「あれ?何処にも居ないな」
待ち合わせから遅れること一時間近くになるってのに呑気に嫁候補を探す俺
「あのう・・・?」
そんな俺に遠慮気味に小さな声をかけて来たのが一瞬で俺の中の美人ランキング一位に推挙されるほどの可愛い美人だ
「なっ、何でしょうか?」
あまりにも可愛い美人に声かけられて動揺する俺
「・・・」
俺の動揺が伝わったのか無言でモジモジする可愛い美人
こんな美人が逆ナンか?逆ナンなのか?
「あなたのような超絶美人に声かけられて嬉しいんですけど彼女と待ち合わせしてますんで」
逆ナンされてると思ったら超絶美人相手でもちょっと落ち着いて断れる身持ちの固い俺
「いや・・・違うん・・・」
なんか反論するも断られたショックからか語尾が聞こえない美人
美人だけどオドオドしててなんか面倒くさそうだな・・・
「違くないんです、彼女と待ち合わせしてるから逆ナンされてるとこ見られたら不味いんで離れてください」
ここはキッパリ断るべきと判断した結婚間近で慎重になってる俺
「だから・・・」
キッパリ断る俺になおも小声で食い下がる美人
「ちょっと、マジで勘弁してください、僕今夜彼女にプロポーズするんで逆ナンされても無理なんです!」
美人の言葉を遮りポケットから指輪出して見せる俺に
「勘違いしてんじゃねーよ」
なんてドス効かす超絶美人
「えっ!?」
ドスの効いた声が目の前の美人の口から出たのが信じられずキョロキョロする俺
「私の声です・・・」
なんて恥ずかしそうに小声に戻る理佐ちゃんだから好き
- 326 :拾う神の理佐ちゃん 第2話 前編 :2019/01/02(水) 22:17:27.10 ID:AVgbiPBQa.net
- 「勘違いでしたかすいません」
冷静になったらこんな凄い美人が俺ごとき路傍の石を逆ナンするわけ無いわな・・・
と非常に恥ずかしい勘違い野郎な俺
「じゃあ、彼女待ってますんで」
そう言って美人の前からほうほいの体で逃亡開始な俺を
「待ってないですよ!」
なんて俺を引き留める超絶美人
「はい・・・」って振り返る俺
「私、そこのドラッグストアでバイトしてるんですけど伝言頼まれてます」
なんか決意みたいなの秘めた瞳で俺を見据える美人
なんだこれ・・・
「あんた1回も待ち合わせ時間守ったことないじゃん!だいぶ前から別れようと思ってたから!」
ザワザワザワ・・・
超絶美人さんの思いがけない大声にざわつく街角
「大声出ますやん・・・」
訳の分からない状況と人々の視線に戸惑う俺
「すいません・・・」
なんて自分の大声で街の視線を集めたくせに今さら照れて小声にもどる超絶美人
しかし・・・照れてる姿もめっちゃ可愛いな
- 327 :拾う神の理佐ちゃん 第2話 後編 :2019/01/02(水) 22:18:44.73 ID:AVgbiPBQa.net
- 「ちょっと事態が飲み込めないんですけど・・・とりあえず名前教えてもらっていいですか?」
話も2話まできてそろそろ理佐ちゃんを連呼したくなってきた堪え性皆無な俺
「あっ、すいません」
なんて名乗らない無礼を詫びる礼儀正しい理佐ちゃん
「渡邉・・・」
そこまで言って人々の好奇の眼差しに気づき俺の手を掴んで自分のバイトしてるドラッグストアに駆け込む理佐ちゃん
なんて理佐ちゃんが名乗る前からさりげなく理佐ちゃんと記述始めてる理佐ちゃんって音の響きも字面も好きな俺
まぁそこまで好きじゃなったら勝手に妄想湧いてきたりせんわな・・・
「恥ずかしがりかと思ったら意外と大胆なんですね」
ドラッグストアの控室に逃げ込み俺に名前教えたあとも手を握ったままの理佐ちゃんに照れる俺
「えっ!?」
なんて俺に指摘されて慌てて手を離す理佐ちゃん
恥ずかしさを隠すためにこっち見ずにお茶をいれてくれる後ろ姿も美人な理佐ちゃん
「詳しい事情話すから落ち着いて聞いてよ」
なんて俺を見つめる理佐ちゃんだから好き
- 328 :名無しって、書けない?:2019/01/02(水) 23:01:02.42 ID:btWGxl850.net
- やっぱり物語の始まりはワクワクしますな
シチュエーションは「ザ・妄想」って感じですけど、理佐ちゃんに進化を感じます
まだ謎が多いためか人物像に深みがあり、うっすらお洒落ですね
あと、時計店ってのが何かしみじみしててリアルです
- 329 :名無しって、書けない?:2019/01/02(水) 23:08:25.25 ID:btWGxl850.net
- あと、理佐ちゃんスレで僕がピックアップした画像に庭さんらしき方が反応しておられるんですが、
別スレですれ違いなんて少々気持ち悪い年始ですなw
今年の2月で、最初にレス貰ってから早2年になりますんで、何か変な糸で繫がっちゃてるんすかね(ブルブル…)
- 330 :拾う神の理佐ちゃん 第3話 前編:2019/01/02(水) 23:18:38.94 ID:AVgbiPBQa.net
- 「振られた?・・・俺が」
天地開闢以来の美人理佐ちゃんに連れ込まれたドラッグストアの控室
理佐ちゃんの話しが信じられずに自分の顔を指差す俺
「うん・・・」
そんな俺を同情するかのように控え目に頷く理佐ちゃん
「ウソだろ!?なんで俺が振られんの?何したってんだよ!」
なぞと理佐ちゃんに喰ってかかる見苦しい俺
「知らない、私伝言頼まれただけだもん」
他人事のように呟く美人の理佐ちゃん
ちっ、他人事だと思って涼しい顔しやがって!
それにつけても・・・なんで俺が振られなきゃいけないんだ!
振ることがあっても振られることがあるなんて受け入れ難い曹操イズム溢れる俺
「ひぃ〜結婚指輪まで作らしといてなんてひでえ女なんだ〜」
床を叩き女々しくも悔しがる俺に
「ねぇ、私そろそろバイトに戻らなきゃならないんだけど」
なんて感情無いんかワレ!とか言われても仕方ない仕打ちの理佐ちゃん
「なんで理由聞いてくんなかったの?」
冷たい仕打ちの理佐ちゃんに絡む俺
「えっ!?そんなこと聞けるわけないじゃん」ってドン引きの理佐ちゃん
「最後まで責任取ってくれ」
嫁候補に電話かけながら理佐ちゃんにスマホ渡す俺
「なんで私が聞かなきゃいけないのよ、自分で聞きなさいよ」
なんてスマホを押し返してくる意外と力強い理佐ちゃん
「怖くて聞けるか」
負けじと理佐ちゃんにスマホ押しつける俺
「情けないこと言わないでよ!」
なんて無理矢理俺の耳にスマホ押しつける理佐ちゃん
なんだかんだ美人の理佐ちゃんには逆らえずドキドキしながら嫁候補が出るの待つ俺
- 331 :拾う神の理佐ちゃん 第3話 後編:2019/01/02(水) 23:19:39.65 ID:AVgbiPBQa.net
- そして数10分・・・
「出ないね」って呟く理佐ちゃん
「マジで振られたのか・・・」
ようやく事態を飲み込み立ち上がる俺
「ねぇ、大丈夫?」
控室を出てく俺に声かけてくれる理佐ちゃん
「プロポーズしようと思った女に振られて大丈夫なわけねえだろ・・・」
理佐ちゃんの方を見ずに片手あげて力なく答える俺に
「ちょっと、関係ない私に心配かけないように平気って言ってよ〜」
なんて頭抱える優しい理佐ちゃん
一見冷たく聞こえるけど俺のこと心配してくれてるみたいな気がする理佐ちゃんだから好き
- 332 :名無しって、書けない?:2019/01/02(水) 23:28:27.37 ID:AVgbiPBQa.net
- >>328
すぐに深みもお洒落感もないいつもの理佐ちゃんと俺君になりそうですw
>>329
俺を見抜くとは流石ですな
もう2年になりますかぁ
移り気な俺がこんなに推し変しなかったのは初めてですな
- 333 :拾う神の理佐ちゃん 第4話 前編:2019/01/05(土) 00:33:27.41 ID:snjIFyDsa.net
- 「ちきしょ〜!クリスマスなんて大嫌いや!」
理佐ちゃんと別れ居酒屋でヤケ酒飲んでる嫁候補に振られた俺
「お客さん、他のお客さんの迷惑になるから大きい声は勘弁してください」
やさぐれる俺に注意する店のオヤジ
ジジイのくせに俺に注意しやがって・・・
「お前この野郎、クリスマスイブにヤケ酒飲んでる俺に絡んでくるとはいい度胸してるじゃねえか?」
店のオヤジを睨み据える俺
俺の凄む声に楽しそうだったカップルたちが一斉に黙りこむ
「表出ましょうか?」
黙りこむカップルたちとは対照的に俺を睨み返すオヤジ
「きょ、今日はクリスマスだから大目に見てやる・・・」
オヤジの迫力にビビり静かに飲み出す俺
あかん・・・カップルどもの笑い声が俺を笑ってるような気がしてミジメや・・・
事実クリスマスプロポーズを決めようとしてたのにプロポーズ前に振られたのだからミジメで間違いない俺
しかし、今帰ったらオヤジに位負けして逃げ帰ったと店のオヤジやカップルたちに思われやしないか・・・?
なんてチマチマしたこと考えてしまい
ミジメさから逃げたい気持ちとささやかなプライドを守りたい気持ちのせめぎあいで苦い酒を飲み続ける俺
- 334 :拾う神の理佐ちゃん 第4話 後編:2019/01/05(土) 00:34:26.69 ID:snjIFyDsa.net
- 「お客さん無銭飲食ってやつですか?」
店の客も入れ替わり俺がオヤジに位負けしたのを見てたカップルたちが居なくなったのを確認して帰ることにした俺に冷たい声のオヤジ
「無銭飲食なんてするわけねえだろ!どっかに財布落としただけだよ!」
店のオヤジに詰められ怒鳴り返すケンカに持ち込んでドサクサ紛れで逃走する算段のやさぐれな俺
「おい、警察呼べ」
泥仕合に持ち込みたい俺の誘いに乗らずに店員に警察呼ばす店のオヤジ
「ちょっと待ってくれ!金は無いけど金目の物がある」
慌ててポケットをまさぐる警察って響きに滅法弱い俺
背に腹は代えられんとばかりに逃げた嫁候補に送るはずの結婚指輪を金に変えることにした俺
それから数分
「まだですか?」
なかなか指輪を出さない俺に苛立つ店のオヤジ
「ひぃ〜指輪まで落としちまった、許してください」
探せども探せども出て来ない結婚指輪に泣きが入り謝罪する臨機応変な俺に
「うるせえ、ブタ箱で反省しやがれ」
なんて笑う店のオヤジ
絶体絶命大ピンチと思われたその時!
「やっと見つけた」
なんて低めなテンションで現れる理佐ちゃんだから好き
- 335 :拾う神の理佐ちゃん 第5話 前編:2019/01/05(土) 01:41:14.33 ID:snjIFyDsa.net
- 「俺のこと探してくれてたの・・・」
クリスマスイブに天地開闢以来の美人理佐ちゃんが俺を探して街をさ迷ってことに感動する俺
「うん、落とし物したみたいだからさ」
俺の感動にちょっと恥ずかしそうに目を逸らす理佐ちゃん
可愛い・・・
今さっき嫁候補に逃げられたの忘れて理佐ちゃんの可愛さに打たれる俺
「わざわざ財布届けに探してくれるなんてありがとう」
無銭飲食の罪でブタ箱に放り込まれるピンチを回避出来てホッとする俺
捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったものである
もっとも財布は捨てたんじゃなくて落としたんだけどね
「理佐ちゃんみたに親切な娘に拾ってもらえて助かったよ、普通は金だけ抜いて捨てちゃうからね」
なんて心優しき理佐ちゃんにお礼を言う俺に
「なに言ってんの?」
美しくも怪訝な顔する理佐ちゃん
「うん?わざわざ財布届けてくれたからさ」
怪訝な顔も可愛い理佐ちゃんに照れる俺
「あんたお財布落としたの!?」って驚く理佐ちゃん
「うん?理佐ちゃん拾ってくれたんじゃないの?」
理佐ちゃんの驚く顔の可愛さに見惚れる俺
「私が拾ったのこれだよ」
なんて結婚指輪見せる理佐ちゃん
- 336 :拾う神の理佐ちゃん 第5話 後編:2019/01/05(土) 01:41:37.05 ID:snjIFyDsa.net
- 「おいオヤジ、釣りはいらねえからこいつで手を打てや」
理佐ちゃんが届けてくれた結婚指輪を居酒屋のオヤジに渡す俺
「本当にいいんですかい?」
豪華に包装された結婚指輪に目尻を下げる損得勘定が早い店のオヤジ
「かまわねえよ、俺にはもう関係ねえ物だ」
なんて気っ風のいい俺に
「ちょっと、それ彼女に送る結婚指輪でしょ」
慌てて店のオヤジと俺に割って入る理佐ちゃん
「財布落として金無いし・・・持ってても虚しいからさ・・・」
逃げた嫁候補への未練を断ち切りたい俺
「まだ完全に振られたわけじゃないんだからダメだよ」
なんて俺に希望持たせながらお金貸してくれる理佐ちゃんだから好き
- 337 :拾う神の理佐ちゃん 第6話 前編:2019/01/06(日) 22:04:30.33 ID:kt1PtRGoa.net
- 「居酒屋だけじゃなくて帰りの電車賃まで貸してくれてありがとう」
理佐ちゃんのお陰で無銭飲食の罪を免れてペコペコ頭下げてお礼を言う俺
「別に・・・」
道行く人々の視線を気にして素っ気ない理佐ちゃん
「じゃあ・・・」
素っ気ない理佐ちゃんに背を向け歩き出す俺の背中に
「ちょっと、大丈夫?ちゃんと交番に届け出しなよ」
慌てて声かける理佐ちゃん
理佐ちゃんの方を振り向かずに軽く右手あげる俺
ジングルベルで賑わう街の喧騒が虚しいぜ
- 338 :拾う神の理佐ちゃん 第6話 後編:2019/01/06(日) 22:04:49.50 ID:kt1PtRGoa.net
- そして数分後
「バカ野郎〜とっととラブホ行きやがれ!」
理佐ちゃんから借りたお金を酒に変えて公園でカップルに悪態つく俺
「理佐ちゃんから余計にお金借りといて良かったぜ」
ワンカップをグビグビ行きながら理佐ちゃんへの感謝が募る俺に
「電車賃でお酒飲んでんじゃねーよ」
なんて再びドス効かせに現れる理佐ちゃん
「もう何やってんのよ」
酔っ払いな俺に呆れ果てる理佐ちゃん
「まっ、まさか俺を心配して追ってきたとか・・・」
だとしたら優し過ぎるぜ理佐ちゃん・・・
なんて感動な俺に
「そんな訳ないじゃん、たまたま通りがかっただけ」
なんて冷や水浴びせるクールな理佐ちゃん
「そりゃぁそうですよね・・・」っていじける俺
「ねぇ、ちゃんと交番行ったの?」
心配して聞いてくれる理佐ちゃん
「うっ・・・」
嫁候補に逃げられクリスマスで賑わう街に惨めさ感じてたせいか理佐ちゃんの優しさに思わず嗚咽な俺
「えっ!?ちょっと、なに泣いてんのよ」
なんて慌てる理佐ちゃん
そんな理佐ちゃんに癒され始める簡単な俺
と、そこに
「理佐〜早く行くよ〜」
なんて理佐ちゃんを呼ばわる友達の声
なんだよ理佐ちゃん・・・友達と遊びに行く途中だったのかよ・・・
所詮独りぼっちのクリスマスさなんて自分を慰めてたら
「先に行ってて〜」
なんて友達に返事してくれる理佐ちゃんだから好き
- 339 :拾う神の理佐ちゃん 第7話 前編 :2019/01/06(日) 23:53:35.81 ID:kt1PtRGoa.net
- 「ありがとうございます」
俺を心配する理佐ちゃんに付き添われ交番にやって来たら親切なヒトに届けられてた我が財布
お巡りさんの見てる前で親切な理佐ちゃんにお金を返し感謝の意を伝える俺
「どういたしまして」
俺にお礼を言われて照れたのかよそよそしく返事する理佐ちゃん
「友達の待ってるお店まで送ってくよ」
なんて理佐ちゃんに申し出る俺
「いいよ悪いから」
あっさり断る奥ゆかしい理佐ちゃん
「悪くないよ、クリスマスなのに迷惑かけちゃったからせめてこれくらいさせてください」
大袈裟に頭を下げる誠意溢れる俺
理佐ちゃんみたいな美人とこれきりなんて名残惜しいじゃないか・・・
「仕方ないな・・・」
俺の誠意とお巡りさんの好奇の視線に負けて承諾する押しに弱い理佐ちゃん
- 340 :拾う神の理佐ちゃん 第7話 後編 :2019/01/06(日) 23:54:48.88 ID:kt1PtRGoa.net
- 「ねぇ、スマホ出して」
交番を出るとすぐに俺にスマホ渡せと積極的な理佐ちゃん
「り、理佐ちゃん・・・」
積極的な理佐ちゃんにビビる俺
「ねぇ、どうしたの?」
なかなかスマホ出さない俺に戸惑う理佐ちゃん
「LINE交換ぐらいなら良いか・・・」
自分に言い聞かすように呟きながらスマホ出す俺に
「勘違いしてんじゃねーよ」
なんて呆れ顔でドス効かす理佐ちゃん
「違うの?」ってがっかりな俺
「当たり前でしょ、なんで私があんたとLINEすんのよ」
俺に馴れてかたせいか口調がだんだん乱暴になる理佐ちゃん
「それもそうだよね・・・」
出会ってからの短時間ですっかり俺より立場が上になってるかかあ天下気質な理佐ちゃんに苦笑いな俺
「そんなことより彼女の電話番号教えてよ」
苦笑いの俺を急かす理佐ちゃん
「何故に?」
理佐ちゃんの真意を計りかねて疑問符の俺
「鈍いな、そんなだからクリスマスに彼女のこと怒らせちゃうんだよ」
なんてドサクサ紛れに説教かます理佐ちゃんだから好き
- 341 :名無しって、書けない?:2019/01/06(日) 23:55:35.37 ID:kt1PtRGoa.net
- 文字数制限がうざい・・・
- 342 :拾う神の理佐ちゃん 第8話 前編 :2019/01/07(月) 19:14:33.76 ID:LDrooEoWa.net
- 「電話番号なんてどうすんの・・・」
逃げた嫁候補の電話番号を教えろなんて理佐ちゃんに戸惑う俺
「あんたからの電話じゃ出ないから私のiPhoneでかけてみるよ」
意外なこと言う理佐ちゃん
「なんで・・・」ってますます戸惑う俺
「うーん、なんだろ?このままじゃ私が別れの使者みたいで後味悪いからかな」
なんて苦笑いする理佐ちゃん
「嫁候補が伝言なんて頼んですんません、しかし今さら振られた理由聞いたところで・・・」
散々ヤケ酒飲んでやさぐれたのでどうでもよくなってしまった切り替え早い俺
「そんな簡単に諦めないでよ、彼女の雰囲気的にまだ振られてないと思うんだ」
俺とは反対に希望的観測を述べる理佐ちゃん
「マジで?」
理佐ちゃんの言葉に嫁候補への愛が復活する俺
「うん、たぶん拗ねちゃっただけだからさ、私がちゃんと話してあげるからちゃんと仲直りしなね」
なんて俺の嫁候補に電話する優しい理佐ちゃん
「うん、ありがとう」
理佐ちゃんの言葉に嫁候補との明るい未来を確信しながらポケットの中の結婚指輪を握りしめる俺
さっきはあんなに拒否ってたのに俺と嫁候補のために電話してくれる理佐ちゃんに感謝と感動な俺
- 343 :拾う神の理佐ちゃん 第8話 後編 :2019/01/07(月) 19:15:14.46 ID:LDrooEoWa.net
- しかし美人やな〜
嫁候補が電話に出るのを待つ理佐ちゃんの美しい横顔に見惚れる俺
「あっ、突然電話してすみません」
電話が繋がったらしくやや緊張しながら話始める理佐ちゃん
理佐ちゃんの横顔に見惚れながらもドキドキが止まらない俺
しかし次の瞬間
「あっ!」
理佐ちゃんの横顔の向こうに男と腕組んで歩く嫁候補発見して驚愕する俺
口から出かかった悲鳴を抑えて理佐ちゃんを見たら・・・
「あのですね・・・私は・・・先ほどドラッグストアーでですね」
なんて呑気に口下手な挨拶してる理佐ちゃんだから好き
- 344 :拾う神の理佐ちゃん 第9話 前編:2019/01/08(火) 20:07:38.08 ID:BOKHcQ+5a.net
- 「理佐ちゃん!そこまでや!」
車道を隔てて嫁候補が男と歩いてるのに気づかず電話越しに呑気な挨拶してる理佐ちゃんからiPhoneひったくる俺
「ちょっと!何すんのよ」
なんて文句言う理佐ちゃんの頭抑えて植え込みに隠れる俺
「嫁候補が歩いてる・・・」
理佐ちゃんに負けないぐらい小声でスマホ持って首を傾げる嫁候補を指差す俺
「え〜っ!?」
こんな時だけ声が大きい困った理佐ちゃん・・・
スマホから聞こえる声と直に耳に届いた理佐ちゃんの声がリンクしたらしくキョロキョロしてる嫁候補
事態を察知したらしく慌てて電話切る理佐ちゃん
「あのアマ・・・二股かけてやがったのか・・・コノウラミハラサジ・・・」
男と腕を組み遠ざかる嫁候補、いや、元嫁候補の背中に呪詛の言葉投げかける負け犬な俺
- 345 :拾う神の理佐ちゃん 第9話 中編:2019/01/08(火) 20:11:49.70 ID:BOKHcQ+5a.net
- 「ひぃ〜最悪のクリスマスや!」
半べそかきながら公園の池に向かって石を投げる俺
「ねぇ、気持ちは分かるけどさ、こんなことしててもしょうがないから帰んなよ」
なんて腕時計チラ見しながら声かける理佐ちゃん
心配してついて来てくれたわりに友達の待つ店に早く行きたいのがバレバレな理佐ちゃん
「理佐ちゃんこそ友達待ってんだろ、早く行きなよ」
行きたいのバレバレな理佐ちゃんに手を振る俺
「行きたいけどさ・・・」って口ごもる理佐ちゃん
やっぱり行きたかったのかよ・・・
- 346 :拾う神の理佐ちゃん 第9話 後編:2019/01/08(火) 20:12:49.10 ID:BOKHcQ+5a.net
- 「とっくに諦めてたのに誰かさんが期待持たす様なこと言うから2度振られた気分で2倍ショックや!」
やっぱり行きたかった理佐ちゃんに当てつけがましい台詞叫びながら池に石を投げる俺
「だから心配してあげてんじゃない・・・」
ますます口ごもるけど時計チラ見する行きたい気持ちを隠さない理佐ちゃん
このアマ・・・片手間に心配してやがる・・・
なんて行き場の無い怒りが理佐ちゃんに向いてしまうクズな俺
「俺のことなんかほっといてくれよ!とっとと友達とクリスマス合コンにでも行きやがれ」
恐れ多くも天地開闢以来の美人理佐ちゃんに憎まれ口叩くヤサグレな俺
「ちょっと!プロポーズするつもりだった彼女に二股かけられてたからって私に八つ当たりしないでよ!」
なんて売り言葉に買い言葉の喩えじゃないが、俺の憎まれ口に噛みついてくる負けず嫌いな理佐ちゃん
「うっ・・・」
理佐ちゃんの優しさに八つ当たりしてみたものの衣着せぬ理佐ちゃんの言葉に傷口に塩を塗られてあっさり瀕死な俺
「だいたい女の子だけの飲み会だから合コンじゃないんだからね!そんなだからクリスマスイブに振られんのよ」
なんて変なとこに怒る潔癖な理佐ちゃん
「すいません・・・ライフ0です勘弁してください」
あっさり白旗あげて理佐ちゃんの軍門に降る俺に
「もう知らない!バカ!」
なんてスタスタと歩き去る理佐ちゃんだから好き
- 347 :名無しって、書けない?:2019/01/10(木) 02:52:56.24 ID:VDiLOSIIa.net
- 密かに天地開闢以来2番目の美人と思ってる新潟の山口真帆さんが大変なことになってて眠れん・・・
- 348 :保育園の理佐ちゃん 第67話 前編:2019/01/10(木) 21:36:19.08 ID:cZQFQJbUa.net
- 「めっちゃ綺麗になってますな」
愛しの理佐ちゃんにこれ以上迷惑をかけてはならじと大家のオバチャンと自分の部屋を見に来た俺
「たいしたボヤじゃなかったからね、それよりあんたが戻って来ないから借り手探してたんだよ」
なんて笑う大家のオバチャンに
さすがは旦那に先立たれてからも女手一つでアパートや駐車場経営で財を増やし続けてきたババア・・・やることが素早い
なんて感心する俺
「世話になってる女にずっと一緒に居たいなんて泣かれやしてね」
理佐ちゃんが居ないのを良いことに大家のオバチャンに見栄を張る俺
「ありゃ!?この前連れてた凄い別嬪さんがあんたにそこまで惚れてんのかい」
理佐ちゃんほどの美人が俺にベタ惚れと聞いて驚く大家のオバチャン
「そうなんだよオバチャン、世界一の美人理佐ちゃんが俺にベタ惚れでまいちゃってんだよ〜www」
なんて理佐ちゃんを褒められて浮かれる俺
「美人ってのは物好きだからね、あんたみたいな男に惚れて苦労しなきゃ良いけどね」
浮かれる俺に冷や水浴びせる大家のオバチャン
さすがに道楽者の旦那に苦労させられてないな・・・
男を浮かれさせたままではろくなことにならないのを熟知してる大家のオバチャンに唸る俺
「まぁそんな訳で2、3日したら戻ってくるから俺助共々またヨロシクです」
大家のオバチャンに挨拶して競馬に赴く俺
- 349 :保育園の理佐ちゃん 第67話 後編:2019/01/10(木) 21:37:10.99 ID:cZQFQJbUa.net
- 「それでね、俺助君が私のことお嫁さんにしてくれるってさw」
もう夜の10時過ぎだというのに先ほどから部屋の片づけをしながら同じ話を繰り返す理佐ちゃん
めっちゃ楽しそうやな・・・
こっちは理佐ちゃんにこの楽園を出てくって話を切り出すタイミングを見計らってるってのに・・・
「ねぇ、聞いてんの?」
なんて切り出そうか思案し過ぎて心ここにあらずな俺に苛立つ理佐ちゃん
「あっ、ごめん、さっきから同じ話の繰り返しだから」
うっかり適当に聞いてたのを漏らしちゃう俺
「なにそれ?」って不機嫌になる理佐ちゃん
「ごめん、ごめん、ちょっと考えごとしてたからさ!?」
慌てて理佐ちゃんの機嫌をとる俺
「もう知らない」
なんてホッペ膨らまして横向く理佐ちゃんに俺が困り果ててたら
「今日は一緒に出かけられなかったらしっこく甘えてるわね」
なんてぼそりと呟き部屋に消えてく理佐ちゃんのお母さん
「うるさい!」
真っ赤な顔してお母さんにキレる照れ隠しな理佐ちゃんだから好き
- 350 :保育園の理佐ちゃん 第68話 前編:2019/01/12(土) 18:04:42.01 ID:xkizE6oUa.net
- 「理佐ちゃん、ちょっと話があるから座りなさい」
俺に甘えてることをお義母さんにからかわれて拗ねる理佐ちゃんに威厳を出す俺
お義母さんが寝た今こそ我が部屋に帰ることを告げねば
今や俺へのラブラブを隠さない理佐ちゃんだけに悲しむとは思うが・・・
大事な理佐ちゃんを保育園の保護者からのクレームから守るために非情な決心する俺
「ねぇ、どうしたの?」
いつもとは一転真面目な雰囲気の俺に戸惑いながら座る素直な理佐ちゃん
こうゆうとこが本当に可愛い・・・
などとデレデレしてる場合ではないと自分に喝入れ話し出す俺
「そろそろ部屋に戻ろうかと思うんだけど・・・どうかな?」
喝入れたわりに理佐ちゃんにちょっと委ねる気の弱い俺
「え〜っ!?」
俺の予想通りに悲嘆の悲鳴あげる愛しの理佐ちゃん
「すまない、色々考えたんだけどそれが一番だと思うんだ・・・」
悲しんでいるであろう理佐ちゃんの顔を見れずに横を向き話す俺
つらいぜ・・・
- 351 :保育園の理佐ちゃん 第68話 後編:2019/01/12(土) 18:05:53.65 ID:xkizE6oUa.net
- 「うん・・・分かった」
理佐ちゃんをクレームから守りたい俺の真心が伝わったのか意外とあっさり納得する理佐ちゃん
泣いたりするタイプじゃないもんな・・・
低温気質な理佐ちゃんの性格を自分に言い聞かす本当は泣いて引き留めて欲しかった複雑な俺
「休日出勤で疲れてるもんね」
笑いながら立ち上がる理佐ちゃん
「はい・・・?」って戸惑う俺
「すぐ布団敷いてくるから待ってて」
なんて居間を出て行こうとする理佐ちゃん
伝わってねぇ・・・
部屋に戻ろうかと思うって俺の言葉を勘違いしたポンコツ理佐ちゃんの背中見ながら愕然としてたら
「もう少し二人だけで話したかったんだけどな・・・」
なんて呟きながら廊下に消えてく理佐ちゃんだから好き
- 352 :保育園の理佐ちゃん 第69話 前編 :2019/01/14(月) 01:11:30.79 ID:4+Ild4rla.net
- 「理佐ちゃん早く戻って来ないかな」
印つけた競馬新聞見ながら本日の敗因分析に余念がない勝負師な俺
「お布団敷けたよ」
笑顔で居間に戻ってくる理佐ちゃん
「はい!?」
慌てて競馬新聞をポケットにねじ込む俺
「うん?なにやってんの」
俺のポケットを覗き込もうとする理佐ちゃん
「なんでもないよ」ってとぼける俺
「ふ〜ん」
なんて疑わし気な視線になりながらもファッション誌見始める愛しの理佐ちゃん
「ねぇ、どうしたの?」
なかなか寝に行かない俺にファッション誌から顔を上げ訊ねる理佐ちゃん
どうしたのも何も俺全然眠くないし・・・
むしろ二人だけで話したかったなんて残念そうな理佐ちゃんの呟き聞いて恋心が高まってる俺なわけで・・・
「なんだか眠くなくなっちゃった・・・」
最初から眠くなかったけど理佐ちゃんの勘違いに合わせる優しい俺
「何それ?人にお布団敷かせといて」
喜ぶかと思いきや怒る短気な理佐ちゃん
- 353 :保育園の理佐ちゃん 第69話 後編 :2019/01/14(月) 01:12:00.37 ID:4+Ild4rla.net
- うーん?掴めねえ・・・
ついさっき残念そうに呟いてたはずの理佐ちゃんの切り替えの早さに唸る俺
「理佐ちゃんがもっと二人だけで話したかったって言うからさ・・・」
ためしにちょっと拗ねてみる俺
「そんなの気にしないで早く寝なよ、仕事で疲れてんだから」
なんて俺に気を使ってくれる優しい理佐ちゃん
「あっ、ありがとう・・・」
休日出勤なんてウソつかなければ理佐ちゃんともっと話が出来たのにと後悔しながらもお礼な俺に
「うん、せっかく怒ったふりしてあげたんだから早く寝て」
なんてこっち見ないで応える理佐ちゃん
「怒ったふり?」
名残惜しくて怒ったふりって部分に食いつく粘りの俺
俺の問いに返事しない理佐ちゃん
どうしたんや?
何も答えずファッション誌から顔を上げない理佐ちゃんをガン見する俺
みるみる顔が赤くなる理佐ちゃん
「ずっと見てんじゃねーよ」
俺の視線に耐えきれずに照れ隠しにドス効かす理佐ちゃん
「私に気を使って眠くないなんて言い出すから・・・」
真っ赤な顔で呟く小声の理佐ちゃん
どうやら俺を早く寝かせてあげたくて怒ったふりしてた理佐ちゃんだから好き
- 354 :保育園の理佐ちゃん 第70話 前編 :2019/01/14(月) 22:15:32.64 ID:MF1dl/Iaa.net
- 「ヤバ!?もう1時過ぎてるじゃん、早く寝ないと」
時計見て慌てる理佐ちゃん
俺を早く寝かせてあげようと怒る演技してたわりに話に夢中で時を忘れてしまっていた理佐ちゃん
「もうそんな時間!?」
理佐ちゃん家を出て行くことを告げようと思いながらも楽しそうな理佐ちゃんにこれまた時を忘れてしまっていた俺
両想い率がどんどん上がってきてるから似てくんのかな?
なんて理佐ちゃんとのシンクロときめきに頬が弛む幸せ野郎な俺
「ほら、ニヤニヤしてないで早く寝るよ」
俺を急かす姉さん気質な理佐ちゃん
- 355 :保育園の理佐ちゃん 第70話 後編 :2019/01/14(月) 22:28:34.02 ID:MF1dl/Iaa.net
- 「ちょっと待ってくれ」
理佐ちゃんの手を掴み呼び止める俺
あわくって理佐ちゃん家を出て行くことを告げる決心したってわけだ!
「えっ・・・なに?」
急に手を掴まれ何を勘違いしたのか女の顔になっちゃう愛しの理佐ちゃん
めっちゃ可愛い・・・
乙女な理佐ちゃんにドキドキが止まらない俺
「ねぇ、どうしたの?」
可愛く小首傾げながら訊いてくる理佐ちゃん
「りっ、理佐ちゃん・・・聞いて欲しいことがあるんだ」
理佐ちゃんに促されて話出すもドキドキのせいで声も上ずるってもんだぜ!な俺
「うん・・・」
いつになく素直にうなずき俺の横に座る理佐ちゃん
近い・・・
やはり何かを勘違いしているらしくめっちゃ近くに座る理佐ちゃんにドキドキMAXな俺
「理佐ちゃん大好きだ〜!」
理佐ちゃんの甘い匂いに理性を失い理佐ちゃんに子持ち男ならではのタックルかます俺
もう完全に理佐ちゃん家を出て行くことを告げる決心忘れてます
「きゃっ!?」
なんて突然の俺のタックルに小声で叫びながらも身を任せてくれる覚悟な理佐ちゃん
「絶対浮気もしないし生涯を理佐ちゃんに捧げる覚悟だから」
なんて理佐ちゃんの覚悟に応える俺
ガチャ!?
その瞬間、お義母さんの部屋のドアが鳴る音が
ヤベエ!?
興奮し過ぎて声がでかくなってしまった事を後悔する俺に
「大きい声出してんじゃねーよ」
なんて俺の腕の中で小声で呟く理佐ちゃんだから好き
- 356 :名無しって、書けない?:2019/01/16(水) 18:26:31.51 ID:RoEepRZfa.net
- 稀勢の里が引退してしまった・・・
- 357 :保育園の理佐ちゃん 第71話 前編 :2019/01/16(水) 22:39:44.04 ID:RoEepRZfa.net
- 「お義母さんまた寝たかな?」
珍しく女出してきた愛しの理佐ちゃんに発情してしまい理佐ちゃんにタックルかましたオオカミな俺
怒るかと思ったら俺に身を任せる理佐ちゃんに今宵こそ契ろうぞ
なんて感動のフィナーレに加速する保育園の理佐ちゃん!
ところが興奮した俺のでかい声にお義母さんの部屋のドアが開き・・・
息を潜めてた俺と理佐ちゃんってわけだ
「ねぇ、離れてよ・・・」
俺の呟きに答えず俺を押し退ける理佐ちゃん
ババア邪魔しやがって〜!
なんて日頃お世話になってるお義母さんを心の中で罵るほど無念な俺
奥手でおぼこい理佐ちゃんが珍しくその気になってくれたってのに・・・
理佐ちゃん家出たらますますチャンスが遠ざかると思わず床をエアー叩きする音が出ないよう配慮する俺に
「悔しがってんじゃねーよ」
なんて小声でドス効かす理佐ちゃん
エッチ寸前まで行きそうになった照れ隠しだろうか?
「だってさ、理佐ちゃん家2、3日中に出てかなきゃいけないからさ・・・」
こっちはこっちで有頂天からがっかりの急速落下で気が動転していたらしくぽろっと喋っちゃう俺
「出てく?」
いつもはレスポンス悪いくせにこんな時は聞き逃さない理佐ちゃん
- 358 :保育園の理佐ちゃん 第71話 後編 :2019/01/16(水) 22:40:09.62 ID:RoEepRZfa.net
- 「ねぇ、どういう事?ちゃんと話してよ」
またお義母さんが出て来てはならじと声を潜め訊いてくる理佐ちゃん
「あまり長居するのも悪いかと思いまして」
瓢箪から駒で理佐ちゃんに事情説明始める俺
「だからってなんで急に帰るのよ?」
あからさまに拗ねる俺への恋心を隠さない理佐ちゃん
「はあ、現状回復済んだので帰って来いって大家のオバチャンに言われまして・・・」
拗ねる理佐ちゃんに困りながらも説明続ける俺
「そんなのずっと無視してたくせに・・・」
なんてそっぽ向く理佐ちゃん
俺が大家のオバチャンの帰って来い要請を無視してたのを知ってた理佐ちゃん
流石や・・・
「ごめん・・・理佐ちゃん家にもう少し居たくて知らんぷりしてた」
お恥ずかしい・・・なんて頭かきかき謝る俺に
「じゃあ、出てかなきゃいいじゃん」
なんて膨れっ面で我が儘言い出す理佐ちゃんだから好き
- 359 :保育園の理佐ちゃん 第72話 前編 :2019/01/17(木) 21:11:20.25 ID:kaC10h4Ua.net
- 「出てかなきゃいいじゃん」
なんて理佐ちゃんの言葉に立ち尽くす俺
愛しの理佐ちゃんにこんなこと言われて嬉し過ぎる俺ではあるが・・・
「いつまでも迷惑かけらんないよ」
これ以上理佐ちゃんに保護者からクレーム来たらヤバイのでありがたくも辞退する俺
「迷惑かけたくないわりには長いこと居ついてたような・・・」
遠慮気味に呟く理佐ちゃん
「理佐ちゃんもお義母さんも良くしてくれるから居心地の良過ぎてついつい時を忘れてしまいまして」
なんて浦島太郎みたいな俺
「じゃあもう少し居なよ、私もお母さんも迷惑なんてしてないからさ」
俺を引き留めてくれる理佐ちゃん
そりゃ俺だって出て行きたくはないけどさ・・・
聞き分けの悪い理佐ちゃんに困る俺
- 360 :保育園の理佐ちゃん 第72話 後編 :2019/01/17(木) 21:15:13.93 ID:kaC10h4Ua.net
- やや沈黙・・・
理佐ちゃんが俺を気遣って黙っていてくれたけど仕方ないかって決意固める俺
「迷惑してないわけねぇじゃん」
決意ととも沈黙を破る俺
「えっ?」
突然沈黙破る俺に驚く理佐ちゃん
「保護者からクレーム来てんだろ?」
驚く理佐ちゃんに畳み掛ける俺
「クレームは俺君とは関係無いよ」
まだ俺を気遣うも棒読みでウソが丸わかりの理佐ちゃん
優しい・・・
「齊藤ふーちゃんから聞いちゃったんだ・・・」
優しい理佐ちゃんに後ろ髪引かれるもきっちり引導渡す俺
愛する女のために身を引く俺カッコイイ・・・
なんて自分に酔うことで理佐ちゃん家を出て行く悲しみを誤魔化す俺
「やっぱり私のためだったんだ・・・」
横向いてため息つく理佐ちゃん
「家賃払ってるから住まないともったいないしね」
俺を気遣ってくれた理佐ちゃんの気持ちを軽くするためにおどける俺に
「いつも優しすぎなんだよ、俺君は」
なんて照れ隠しに拗ねたふりする理佐ちゃん
「またお母さん起きて来ちゃうから寝ようかな」
なんだか照れくさい雰囲気なので部屋に退散決め込む俺に
「ねぇ・・・私の部屋・・・来る?」
なんて超小声のくせに大胆な誘いかます理佐ちゃんだから好き
- 361 :保育園の理佐ちゃん 第73話:2019/01/18(金) 22:44:24.95 ID:EWTMa/SBa.net
- 「のど渇いたからお水飲んでくる」
俺を部屋に誘ったはいいけど緊張に耐えきれずに逃亡する理佐ちゃん
理佐ちゃんの部屋にひとり残される理佐ちゃん以上に緊張してる俺
「落ち着け、落ち着け、亡き妻と子供作った俺じゃねえか、大丈夫だ」
なんて自分に言い聞かせる俺
なにしろ妻を亡くして数年・・・
心底好きな女とのエッチは絶えて久しい俺
「ヤバイな・・・こんなに緊張するもんだったっけかな・・・」
風俗では超リラックスで楽しめるのに肝心な時に緊張してしまうダメな俺
「やっぱり好きになり過ぎちゃダメなんだよ・・・」
理佐ちゃんとの初エッチとゆう大一番を前に快楽よりも理佐ちゃんを大事にしたい気持ちが優先されちゃう自分に頭抱えて嘆く俺に
「なにブツブツ言ってんの?」
なんていつの間にか戻ってきてたのか?冷たい眼差し向ける理佐ちゃん
- 362 :保育園の理佐ちゃん 第73話 後編:2019/01/18(金) 22:45:21.71 ID:EWTMa/SBa.net
- 「なんか緊張しちゃて・・・」
この心理状態で世界一可愛い理佐ちゃんを見たら気絶しかねんとばかりに床を見つめて答える俺
「そんなこと言わないでよ・・・私の方がもっと緊張してんだから・・>」
恥ずかしそうに言いながら俺の横に座る理佐ちゃん
めっちゃ良い匂いや・・・
「理佐ちゃんの部屋に入れてもらうの初めてだからさ」
理佐ちゃんの甘い香りに呆けそうになりながらも言い訳する俺
「そう言えばそうか・・・」
小さい声で呟く理佐ちゃん
「うん、いつも鍵かかってたから・・・」
うっかり口を滑らせる俺
やはり理佐ちゃんの甘い香りに呆けてしまっているようだ・・・
「やっぱり鍵かけといて正解だったな」
油断も隙もない俺に苦笑いする理佐ちゃん
「ごめんなさい」
理佐ちゃんの甘い香りに素直に謝る俺
「謝ってんじゃねーよ」
呟きながら身を寄せてくる理佐ちゃん
「理佐ちゃん・・・」
理佐ちゃんの肩を抱き寄せる俺
もう言葉はいらない理佐ちゃんだから好き
- 363 :保育園の理佐ちゃん 第74話 前編:2019/01/19(土) 00:05:29.48 ID:Gj0GjRt8a.net
- 「えっ・・・なに?」
キスの途中で漏れる理佐ちゃんの呟き
「うん?どうしたの?」
ムード壊されながらも処女だから仕方あるまいと寛大な気持ちで理佐ちゃんに優しくささやく俺
「こんな・・・なの・・・?」
自分の腰辺りに当たってる物を目で指し示す理佐ちゃん
「うん・・・何が?」
理佐ちゃんの言ってるこんななのって意味が分からずに訊ねる俺
「思ってたのと違うような・・・」
訊ね返されて恥ずかしそうに答える理佐ちゃん
ここでようやく理佐ちゃんの言ってるこんなのの意味に気づく俺
「俺のでは無いな・・・」
まだ理佐ちゃんに当たってる手応え無いまま理佐ちゃんの腰の辺りを見る俺
「ぎゃっははは〜w」
理佐ちゃんが俺のチンチンとポケットに入れた競馬新聞を間違えたの知って思わず大爆笑の俺
理佐ちゃんとの大一番を前に大緊張してたせいか一気に弛緩したが故の大爆笑であろう・・・
「笑わなくてもいいじゃん」
勘違いした恥ずかしさから毛布で顔を隠す理佐ちゃん
- 364 :保育園の理佐ちゃん 第74話 後編:2019/01/19(土) 00:06:07.67 ID:Gj0GjRt8a.net
- うっ、なんて可愛いんだ・・・
毛布で顔を隠す理佐ちゃんの可愛さに時が止まる俺
「だってさ、競馬新聞と間違うからさw」
なんて笑いながら競馬新聞をポケットから出し理佐ちゃんを安心させる時を動かす俺
「なんで競馬新聞なんて持ってんのよ」
恥ずかしさを誤魔化すためにぶっきらぼうに呟く理佐ちゃん
「今日は自分の部屋見たあと暇だったからさ」
毛布から半分だけ出てる理佐ちゃんの可愛い顔を見ながら答える油断な俺
「今日・・・暇?」
宙を見上げて思案顔な理佐ちゃん
「あっ・・・」
理佐ちゃんの呟きに失言に気づく俺
「ウソついてたんだ」
びっくりするぐらい冷たい声の理佐ちゃん
「いや、違うんだ」
言い訳にもならない全然違くない俺に
「出てって!」
冷たく退去命じる愛しの理佐ちゃん
「そんな殺生なこと言わないで言い訳ぐらい聞いてくれ」
理佐ちゃんに土下座かまして勝負に出る俺
「うるさい!謝って!」
怒りが過ぎて既に土下座してる俺に謝ってとか言っちゃううっかり理佐ちゃん
「もう謝ってます」
食い気味に差し出がましい不届きな俺に
「うるさい!出てってよ」
なんて枕投げつけマジでお怒りみたいな理佐ちゃんだから好き
- 365 :保育園の理佐ちゃん 第75話 前編:2019/01/19(土) 07:56:01.47 ID:Gj0GjRt8a.net
- 「何かの誤解だよ理佐ちゃん、機嫌を直してくれよ〜」
理佐ちゃんに部屋を追い出されたものの諦めきれずにドアの前で遠吠えの俺
もう空も白み始めるってのに何やってんだな話である
「誤解なんてしてません」
ドアの向こうからキッパリした返事してくる理佐ちゃん
「そんなこと言わないでさ、まだ時間あるから続きしようよ」
夜明けが迫り焦りだしたら大事にしたいはずの理佐ちゃん相手にも結局はソレしかない俺
「バカ言ってんじゃねーよ」
あまりにも愚かな俺の失言に堪らずドア開けてドス効かす理佐ちゃん
「理佐ちゃん大好きだ〜」
なんとかドロ試合に持ち込もうと必死に好意を伝えながらドアの隙間から潜り込もうとする俺に
「そんなの今さら言われなくたって知ってる」
慌ててドアを閉める愛しの理佐ちゃん
なんて女だ・・・
天岩戸に隠れる天照大御神様並みに強情な理佐ちゃんに匙を投げる俺ではあるが・・・
天照御大神様より俺の理佐ちゃんの方が美人なのは言うまでも無い
- 366 :保育園の理佐ちゃん 第75話 後編:2019/01/19(土) 07:58:00.71 ID:Gj0GjRt8a.net
- 「理佐ちゃんの玉子焼き美味しいね」
理佐ちゃんの機嫌を取ろうと媚びうる俺
そんな俺を無視する愛しの理佐ちゃん
気まずいまま朝ごはん食べる俺と理佐ちゃん
「あんたたち何かあったの?」
寒々しい二人を訝しむお義母さん
「はぁ・・・」
「別に何にもないよ」
二人同時に答えるも対照的な返事が何かあったのを物語ってるわけで・・・
「お義母さん!今までお世話になりましたが今日で出て行きます、本当にありがとうございました」
怒る理佐ちゃんに許してもらうにはこれしかないだろうと今日中に理佐ちゃん家を出て行く覚悟決める俺
一瞬箸を止める理佐ちゃん
「ずいぶん急ね」
さすがに驚きを隠せないお義母さん
「はあ、大家のオバチャンに早く戻って来いなんてせっつかれまして・・・」
理佐ちゃんの反応を盗み見しながらたどたどしい説明な俺
「それで朝からご機嫌斜めなのね」
なんて理佐ちゃんに軽くジャブ入れるお茶目なお義母さん
「別に機嫌悪くないよ」
なんてお義母さんの悪ふざけに乗らない理佐ちゃん
なんだか遠くに感じる理佐ちゃんだから好き
- 367 :保育園の理佐ちゃん 第76話 前編:2019/01/20(日) 01:11:35.80 ID:NvX66s/aa.net
- 「お義母さん色々ありがとうございました、名残り惜しいけど行きます」
リヤカーに少ない荷物を積み込みお義母さんに頭下げ感謝の意を捧げる俺
理佐ちゃんが保育園から帰ってくる前に消えようと会社早引きした健気な俺
「もう行っちゃうの?もう少ししたら理佐も帰ってくるわよ」
保育園から理佐ちゃんが帰って来ないかと背伸びして通りを眺めるお義母さん
さすが理佐ちゃんのお母さんだけあって可愛い・・・
なんて愛しの理佐ちゃんを怒らせたまま理佐ちゃん家を出て行く事態に多少錯乱してる俺
「神が迷える人類にしばしの平安と眼福を与えるためにプレゼントしてくれた理佐ちゃんにとって俺なぞは目に映る資格も無い穢れ・・・理佐ちゃんが帰ってくる前に消えます」
兎に角理佐ちゃんの怒りを解くためにはしおらしく反省するしかないと諦めの俺に
「我が娘ながら随分祭り上げられてるわね・・・」
苦笑いしながら去り行く俺に手を振るお義母さん
何度も立ち止まりはお義母さんに再三再四お辞儀する甲斐甲斐しい俺
「15分もかからない近所なんだからいつでもご飯食べにいらっしゃい!」
なんて優しい声かけてくれるお義母に感謝しかない俺なのであった
- 368 :保育園の理佐ちゃん 第76話 中編:2019/01/20(日) 01:13:21.56 ID:NvX66s/aa.net
- 「もしかしてこのまま理佐ちゃんとも終わっちゃうのかな?」
たった15分足らずの距離なのに公園にリヤカー停めて休憩の俺
「順調なら来年にも理佐ちゃんと俺助の母子が砂場で遊んでるの見れたのかもな・・・」
公園で遊ぶ幸せそうな母子に物悲しさ覚える俺
昨日競馬で負けた3万円より遥かに大事なものを失ったことに気づき涙が溢れ出す俺
「起きたら理佐ちゃんが優しい世界に戻ってますように・・・」
願いながら泣き寝入りして辛い現実からしばし逃避する俺
「ちきしょう!どこの馬鹿だ俺のリヤカーにゴミ捨てやがって!」
泣き寝入りして起きたら優しい理佐ちゃんが居る世界じゃなくてゴミか増えた世界に居る俺
「舐めんなバカ野郎」
リヤカーからゴミを蹴り落とす俺に
「やい!てめえ!子供のための公園にゴミ捨てるんじゃねえ!」
なんて怒鳴り声あげながら俺に詰め寄る公園管理人の皆さん
多勢に無勢であっと言う間にボコられる威勢の割りに鬼弱い俺
- 369 :保育園の理佐ちゃん 第76話 後編:2019/01/20(日) 01:13:52.61 ID:NvX66s/aa.net
- 「踏んだり蹴ったりとはこのことだよ・・・」
なんだかんだ災難に遭いながらも我が家に帰りつく俺
「あれ?なんで灯りついてんだ・・・」
部屋にともる灯りに戸惑う俺
「お父ちゃん!」
戸惑う俺に窓から顔出し俺の名を呼ぶ我が子俺助
「俺助〜!?」
今の今まですっかり我が子を忘れてた薄情な俺
「お前いつの間に独りで帰ってきたり電気つけたり出来るようになったんだよ・・・」
我が子の急成長に嬉しさ通り越してびっくらな俺に
「そんなわけないでしょ」
なんて俺助の後ろから窓の外の俺に声かける理呆れ顔の理佐ちゃんだから好き
- 370 :保育園の理佐ちゃん 第77話 前編:2019/01/20(日) 02:40:20.66 ID:NvX66s/aa.net
- 「お父ちゃんどうしたの?」
思いもしない理佐ちゃんの登場に言葉失う俺を心配する我が子俺助
「俺助君心配しなくても平気だよ、お父ちゃんは嬉しいと時間止まっちゃうだけだから」
なんて時が止まってる俺をイタズラな笑顔で見ながら俺助の頭撫でる愛しの理佐ちゃん
「お父ちゃん・・・」
理佐ちゃんの言ってる意味が分からず俺を心配そうに見る俺助に
「もうご飯出来るからお父ちゃんのこと連れて来てくれる?」
なんて俺助に優しく命じる理佐ちゃん
完璧に俺助のママや!
完璧に俺の嫁や!!
「俺助よ〜」
なんて俺を連れに外に出てきた俺助を抱き上げる超ハッピーな俺
そんな俺見て
「単細胞」
なんて呟き微笑む理佐ちゃん
- 371 :保育園の理佐ちゃん 第77話 中編:2019/01/20(日) 02:40:38.37 ID:NvX66s/aa.net
- 「めっちゃ落ち込んでリヤカー引いてるから許してやれってLINEしてきたからさ」
笑いながらリヤカー引いてる俺の後ろ姿写メを見せる理佐ちゃん
我ながら惨めな姿や・・・
つい数時間前に味わった理佐ちゃんに捨てられる恐怖を思い出す若干被害妄想過多な俺
「お母さんに言われなくても反省したら許してあげるつもりだったんだけどね」
青ざめた俺の顔見て苦笑いする理佐ちゃん
「うん、もうウソつかない」
理佐ちゃんに誓う俺
「は〜い、じゃあ指切りしよう」
なんて小指出す理佐ちゃん
さすが保育士、ガキみたいな男を操るのはお手のものだ・・・
理佐ちゃんと指切りげんまんしながら理佐ちゃんに操られる幸せを感じる俺
「今度ウソついたら絶交だからね」
なんて一瞬眼光が鋭くなる理佐ちゃんに
うーん、亭主関白の夢遠ざかる
なんて俺が理佐ちゃんの尻に敷かれる予感覚えると同時に
- 372 :保育園の理佐ちゃん 第77話 後編:2019/01/20(日) 02:41:08.03 ID:NvX66s/aa.net
- 「俺助君お帰り〜」
なんて大家のオバチャン来訪
「さっきはありがとうございます」
俺に対するとは一転よそゆきの顔して部屋の鍵を開けてもらったお礼をのべる理佐ちゃん
「お礼なんていいのいいの!あんたの惚れた男と一緒に居たいって気持ちは俺君に聞いて分かってるから」
なんて余計なこと言いながら理佐ちゃんの背中をバシバシ叩く大家のオバチャン
くっ、せっかく許してもらえたのに余計なことを・・・
必死に怒りの歯軋り堪える俺
「すんません、大家のオバチャンに世界一の美人にベタ惚れされてるって見栄を張りました」
大家のオバチャンが帰るなり速攻ウソついたことを謝罪する俺
「私にベタ惚れされてるって言ってたんだ・・・」
思案顔で呟き俺をビビらす理佐ちゃんに
「ごめんなさい」って食い気味に謝る俺
「う〜ん?それはウソじゃないんだよね・・・」
ちょっと小声になる理佐ちゃん
「えっ!?」
意外な理佐ちゃんの言葉に希望抱く俺に
「うん、ウソじゃないからセーフ」
なんて言ってくれる理佐ちゃんだから好き
- 373 :名無しって、書けない?:2019/01/20(日) 16:18:46.28 ID:NvX66s/aa.net
- 文字数制限がうざいので新スレ立てたいと思います
今までありがとうございますm(__)m
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