まどマギの秘密に気付いた俺は消されるかも知れない

愛と正義の魔女っ娘名無しさん

ヴァネッサ「ストレートでいいんだけど…」

エリノア「ニルギリの良い茶葉が手に入りましたので」

ヴァネッサ「ありがとう」

エリノア(お嬢様が学校へいらっしゃる間に、例の件をお願いしておいたのです)

「マドラックス」

エリノア(記憶を失ったマーガレットお嬢様が唯一覚えていた、あの言葉の意味を──)

ヴァネッサ「シカゴ・カブスやアトランタ・ブレーブスで活躍した、テキサス州出身の355勝右腕」

エリノア「それはマダックスでは…？」

ヴァネッサ「オーストラリアの暴走族とM.F.P.の壮絶な死闘を描いた」

エリノア「それはマッドマックス」

ヴァネッサ「東八郎の息子で本名は飛田貴博」

エリノア「それは東MAXです！」

ヴァネッサ「そうね…」

エリノア「ため息ついてごまかさないでください。いったい何を調べていらしたんですか…」

ヴァネッサ「そんな目で見ないで。わかっているわ。あれでしょう。あの…そう、マトリックス」

エリノア「“マドラックス”です！」

エリノア(頼む相手を間違えたかしら…)