のんたぬ同士の激しい肉弾バトル！飛び出す噛み付き！飛び散る糞尿！害獣による害獣駆除…史上最弱の格闘技「闘のん」を熱く語ろう！！！

Anonymous

皆さんは「ハブ対のんたぬショー」をご存知だろうか。
今でこそ廃れてしまったが、かつてはとある地域にて一世風靡した催し物だった。

このショーは形式上対決となっているが、のんたぬが勝利することは無い。
観客の目の前で行われるのは一方的な虐殺ショーである。
小さな容器に閉じ込められたのんたぬは逃げることも出来ず
衆人環視の中、ハブとの決闘を強いられる。
一応抵抗らしき挙動を見せるが、もちろん全く意味を為さない。
終始ハブに翻弄され喰い殺されるのがお約束の展開だ。
また、ハブの猛毒に冒されたのんたぬが目を剥いてのたうち回る場面は一番の見所でもある。

ここで、のんたぬがハブの相手として選定された理由を説明せねばなるまい。
そもそものんたぬとは、愛護厨と呼ばれる一部の極めて特殊な性的嗜好の持ち主に
愛玩されるためだけに生産されたキメラである。
ところがある時、生産者の不手際によりのんたぬの数が爆発的に増加し、
もはや隔離施設だけでは管理不可能な状態に陥った。
大量に野生化したのんたぬ達は公共の場で糞尿を垂れ流すが如く
傲慢で身勝手な生態を見せびらかし、市民に甚大な精神被害を与えた。
やがて、暴徒化した市民によって無秩序な虐待及び駆除が日常的に行われ、街は荒廃。
事態を重く見た自治体は捕獲したのんたぬを虐殺ショーに転用することで市民の鎮静化を図った。
この措置が見事に功を奏し、街には再び平和な日々が訪れた。
ハブ対のんたぬショーはまさにゴミ処理と興行収入、治安維持を兼ねた一石三鳥の取組みだった。