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【Kawasaki】Ninja400/400R/ER-4n Part30

661 :774RR:2017/03/05(日) 12:14:21.72 ID:16WgB5LU.net
96年に施工された免許制度の改正以降、国内のミドルクラスのラインナップ数は徐々に減少していく。
ZXR400/250やZZR400/250は惜しまれながら生産終了。 ゼファーχやエストレヤ、KLX250、DトラッカーXが
ミドルクラスユーザーを支え続けた。00年代後半は、極端な話「もうミドルクラスにフルカウルスポーツ車は必要ないのだろうか?」
と思えてしまうほどのラインナップ状況に。
そんななか、カワサキは後に絶大な支持を得るクォーターモデルを市場に投入する。フルカウルスタイルのニンジャ250Rである。
デビューイヤーより大ヒットを飛ばしたニンジャ250Rは、翌年も安定した人気を博し、軽二輪クラスは一気に活性化。
他メーカーも追従の動きを見せざるを得ない状況となった。
そんなニンジャ250Rに続くミドルNinja-Rシリーズとしてニンジャ400Rを発表。ベースとなっているのは欧米で人気を博していた
ER-6fだが、カワサキのお家芸的なスケールダウン手法で400cc化。専用設計を随所にとり入れ、同時期にデビューした
ニンジャ650Rとは別フィーリングのドライバビリティを得ている。
新世代ネイキッドER-4nと基本コンポーネントを共有するニンジャ400R。だが乗り味はまったくの別物といえ、軽快感を前面に押し出す
ER-4nに対し、ニンジャ400Rはフルカウルスタイリングでありながらグランツーリスモでもスーパースポーツでもない、あえて言うなら
ニンジャらしい走りの感動を与えてくれる。それに貢献しているのは、絶え間なく湧き出る泉のようなトルキーさと、
オーバークオリティ気味だと評されることもあるシャシー設計にある。特にリアサスペンションの作り込みが絶妙で、
多少荒れ気味な舗装路でも吸い付くようなロードホールディング性を見せる。従順だがラフなアクセルワークにも破綻することない
パワーデリバリーも相まって、『開けて』走らせることが愉快なバイクなっている。
まさに誰もが気軽に乗り出せ、街乗りから高速道路、ワインディングロードに至るまでシチュエーションを選ばないキャラクターとなっているニンジャ400R。
別の表現をすれば、日本の道路事情にジャストフィット。全方位性能を見すえた新時代のミドルニンジャ=スーパーロードスポーツと言えるのではないだろうか。

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