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【空冷】HONDA CB1100 Part45【SC65】

500 :774RR (ワッチョイ ab72-BoKJ [124.100.9.127]):2016/10/11(火) 09:45:42.52 ID:O/sQw4h+0.net
>>499
ステンレスって機械特性上は非常に酷い素材で錆を防止する添加物や分子配列が
素材としては優秀じゃないのよ。脆くて欠損しやすいとかね。
なので建築や雑貨以外にステンレスボルトなんて見ないように高張力ならSCMとかを使うよね

スポークってどういう原理かというと、まず何もない輪っかのリムを用意する
そして車軸の中心のハブを用意する、そのままだとハブはリムの下限に落っこちてしまうよね
どこも接続されないからアタリマエ体操
次にリムの真上からハブに1本の糸をを垂らしてハブに結ぶとハブはリムの中心に浮く
この糸が車重の片輪分の重量が吊れる糸なら吊られて綺麗にぶらさがるが、回転したらハブは堕ちる
なので1度回転したら真上から糸をもう1本垂らして吊る、それで車輪は1度回転させられる
360本の糸を垂らすと、1度ずつ360度回転しても毎回1本の糸が車重を吊り上げて保てる。
これがスポークの原理で、垂れ下がるスポークの張力によって車重を支えるが、現実には走行時の
車両の慣性もささえる、CBの乗員総重量300kgが15cmの段差かを堕ちて着地したら300kgの何倍もの莫大な張力が
スポークにかかるのは想像できるだろ。
そういう1本の張力強度が非常に必要な金属素材は一般的にピアノ線とか張力強度の高い鋼線を想像することが
多いと思うが、スポークもその例にもれず張力の疲労に耐える選び抜かれた素材を使いたいし使っているので
ステンレススチールがよほど良い状態に精錬されないなら使いたくないってことだね。
技術がそれを容認する水準まできたのでしょう。

ちなみにステンレスの主成分が70%くらい鉄なんだよね、なのに30%位の合金添加で
磁石につかないのは何故か、難しい話しは学者さんなんだが簡単にいうと鉄が磁力を受け付けない
分子配列に組み替えられてしまってるからで、そういう部分も含めて機械特性は低いとされてるよね
機械特性とは硬い(硬度も伸びも)、柔軟(しなやかで折れない)、疲労(伸びや曲げのストレスに耐える)とか
さまざまだがコストもあるけど自動車やバイクや鉄道、航空機、列車とかの主材にならないのはそういう事情もある

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