2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

レイドバトルPart8

15 :ピカチュウ:2017/06/30(金) 12:46:26.00 ID:JYMAca1nd.net
日曜の朝、都内某所
レイド愛好家たちが集まる小さなサイトのジム巡りオフが開かれようとしていた
集合時間10分前、既に来ているメンバーは7人
その輪の中へ、俺は愛ポケのハピナスで乗り付けた
「おはよう!ハピナスキッドです!今日はよろしく!」
元気よく自己紹介する
「…あ、おはようございます」
「ハピナスキッドさんって高校生なんですよね?若いですね…」
なぜか皆の視線が泳いでいる

「遅くなってスイマセ〜ン!」
カイリキーに乗ったオッサンが大きな声を出しながらやってきた
「幹事のカイリキオヤジです。今日は皆さんよろしくお願いします」
この人が今回のオフの主催者であり、サイトの管理人でもあるカイリキオヤジさんだ
「あ、どうも!ハピナスキッドっす。よろしく」
俺が挨拶をすると、カイリキオヤジは眉間にシワをよせて、俺とハピナスをジロジロと見てきた
「え〜っと…ハピナスキッド君だっけ?君さぁ、今日何をするか知ってる?」
「え…?富士山を見ながらレイドバトルするオフっすよね?」
「うん。で、君のハピナスって攻撃弱いゴミだよね?」

何が言いたいのかわからない。愛ポケをゴミ呼ばわりされてイラっときた俺は言った
「何が言いたいんスか?」
「大量のレイドバトルするんだけど…ハピナスじゃ只の寄生だよね?」
「…大丈夫っスよ!ハピナスはHPが高く皆さんに迷惑はかけないですよ!」
爆笑の渦が起こった。そしてカイリキオヤジは苦笑いしながら言った
「カイリキーならタイプ一致でしかもばつぐんとれるけど君のはたくハピナスじゃついて来れないよ(苦笑」

俺は泣きながら家に帰ると、そのまま枕を濡らして眠ってしまった
目を覚ますと午後10時、パソコンの電源を入れてあのサイトを覗いてみる
そこの掲示板には、今日のジム巡りオフを楽しそうに振り返るメンバーたちの書き込みがあった
俺は偽ハンドルネームを使って『カイリキオヤジ臭ぇんだよ!死ね!』と書き込む。

すぐに管理人からのレスがあった
『ハピナス君だね。当サイトのルール通り、君をアク禁にします』

総レス数 1001
226 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200