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【雨の日ほど】カイロス無視すんのやめろ飴27【大活躍】

732 :ピカチュウ:2018/01/12(金) 17:52:33.14 ID:rHQHH3cUd.net
泣いたストライク

山の中に、一匹のストライクが住んでいました。
ストライクは、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分のポケソースの前に、
「心のやさしいストライクの巣です。どなたでもゲットしてください。アップデートで進化も期待できます。草刈りも協力できます。」
と書いた、立て札を立てました。

けれども、人間は疑って、誰一人遊びにきませんでした。ストライクは悲しみ、ふさぎ込んでしまいました。
そこへ、友達のカイロスが訪ねて来ました。カイロスは、わけを聞いて、ストライクのために次のようなことを考えてやりました。

カイロスが人間の村へ出かけて大量発生をする。そこへ、ストライクが出てきて、レアポケモンぶる。そうすれば、
人間たちにも、ストライクがカッコいいレア虫ポケモンだということがわかるだろう、と言うのでした。

計画は成功して、村のポケモントレーナーたちは、こぞってストライクのところへ遊びにくるようになりました。
ストライクは、とても喜びました。

しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。
それは、あの日から訪ねて来なくなった、カイロスのことでした。

ある日、ストライクは、カイロスのポケソースを訪ねてみました。カイロスのポケソースは、だれもいませんでした。
ふと、気がつくと、立て札がありました。そして、それに、何か、字が書かれていました。

「ストライクくん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、
君もグラフィックでかめのザコポケモンだと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。
さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、カイロス。(^目^)ノシ」

ストライクは、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。しくしくと、なみだを流して泣きました。

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