｢うわっ何この人だかり！気持ち悪っ！｣｢ポケモンじゃない？｣って言われたとき

337 ：ピカチュウ：2019/05/02(木) 02:29:31.06 ID:9iHYCD550.net

オレの一年以上前の実体験。地方都市の繁華街から数百メートル離れた木造建築物のジムに５玉、休日夕方。30人ほどのトレーナーが路地に集まっていた。
全く知らない小学生くらいの男の子が隣に来た。レイドボスを「絶対取るんだ」と人なつこく話しかけて来た。バトル後、父親が車で迎えに来るという。
そこに繁華街方面から見知らぬ婆ちゃんが、レジ袋を下げて歩いて来た。人だかりを不思議に思ったようだった。
婆ちゃん「皆さんは何をしとるのかのぉ？」
オレ「…ポケモンのゲームです。珍しいモンスターがそこにもうすぐ出るので」
婆ちゃん「ほぇー？ どこに？」
オレ「そこの建物です。そこにポケモンが出ると分かってみんな集まってます」。建物を指差す。
建物の方を見た婆ちゃん「ほぇー、ここに？」
オレ（スマホ画面を見せて）「建物の上に乗っている玉子がかえるんです。ただゲームの中だけのことなので、玉子もモンスターも実際には見えないんですよ」
婆ちゃんは画面から建物の上を視線を動かして「ほぇー」
オレ「ゲームの中でみんなで倒すんですよ」
婆ちゃんは驚きつつ、男の子に向かって「ボクもやるんだ？」
うなずく男の子。
婆ちゃんは、オレを含む他のトレーナーに「頑張ってな、頑張ってな」と言いながら、ゆっくり去っていった。
オレと男の子は目を合わせてニコっとしてから、レイドを始めた。