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宇宙はどこまであるのか

761 :名無しって、書けない?:2018/06/06(水) 23:43:04.22 ID:TPW5msh20.net
(3)は、気温変動に対し負のフィードバックをかける役割が二酸化にはあるということだが、そこだけが分かりにくいと思う。
二酸化炭素には温室効果の役割があるのはよく知られているが、気温が上昇し海水温も上昇すれば、二酸化炭素の溶解度は減少するので、
大気中の二酸化炭素の量は増え、正のフィードバックがかかるんじゃないのか?と思うかもしれない。

しかし、実際は負のフィードバックがかかる。
そのことを「宇宙の奇石」の第3回では正しく解説していたが、補足を加えて書いてみる。
大気中に二酸化炭素CO2が多いと雨がそれを多く含み、地球表面の岩石物質を溶かし、二酸化炭素は炭酸水素イオンHCO3−に変わる。
海に運ばれた炭酸水素イオンはカルシウムと反応して炭酸塩となり、それが海の中に沈澱して二酸化炭素を固定する。
そのプロセスは温度が高いと進行するので、気温が高いと二酸化炭素量を減らし、温度を下げるという効果がある。
だから、負のフィードバックがっかるというわけだ。
そして、おそらく溶解度による正のフィードバックの効果というのはそれに比べれば、無視できるほど小さいということになると思う。

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