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【古生物】歯があるヒゲクジラ祖先、3640万年前の化石発見

1 :名前はないないナイアガラよ!:2017/05/12(金) 01:58:23.91 .net
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170512-00000006-jij-sctch
 シロナガスクジラなどのヒゲクジラ類の祖先に当たる化石が、南米ペルーの約3640万年前の地層から見つかった。
ヒゲクジラ類は歯がなく、「ヒゲ板」と呼ばれる器官でオキアミや小魚をこして食べるが、この化石にはまだ歯があった。
海底近くに潜り、大きな口で小さめの魚介類を吸い込むようにして食べていた可能性が高いという。

 ベルギー王立自然科学研究所などの国際研究チームが11日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。

 この化石のクジラは種、属の上の科のレベルで新しく分類された。属名は歯のあるヒゲクジラという意味の「ミスタコドン」、種名はギリシャ神話の月の女神から「セレネンシス」と名付けられた。
体長は3.75〜4メートルと推定され、比較的小柄だった。 

 これまでの研究で、クジラは陸上のカバなどの偶蹄(ぐうてい)類が水中に適応して後ろ脚が退化した後、マッコウクジラなどの歯があるハクジラ類と歯がないヒゲクジラ類に分岐したと考えられてきた。
ミスタコドンは初期のヒゲクジラ類に位置付けられるが、退化した後ろ脚がまだ小さく残っており、退化は分岐後にそれぞれ起きた可能性があるという。

Earliest Mysticete from the Late Eocene of Peru Sheds New Light on the Origin of Baleen Whales
http://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(17)30435-9

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